焼却灰に含まれる放射性物質について
クリーンピア共立では、ごみ焼却処理施設から発生する焼却灰(主灰・飛灰)の放射性物質の濃度を測定いたしました。測定結果は下表のとおりです。
(更新日:2024年8月26日)
1.測定対象及び結果
- 測定対象
東根市外二市一町共立衛生処理組合 ごみ焼却処理施設(主灰及び飛灰) - 測定機関
エヌエス環境株式会社 - 検出器名
ゲルマニウム半導体検出器〔GC2020(ミリオンテクノロジーズ・キャンベラ社)〕 - 測定方法
ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー
(「廃棄物関係ガイドライン 第五部 放射能濃度等測定ガイドライン(平成25年3月 第二版環境省)」に準拠)
令和6年度測定結果
(単位:ベクレル/キログラム)
試料採取日 | 試料名 | セシウム134 | セシウム137 | セシウム合計 | 基準値 |
---|---|---|---|---|---|
R6.4.26 | 主灰(燃え殻) | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 8,000以下 |
飛灰(ばいじん) | 不検出 | 160 | 160 | ||
R6.7.4 | 主灰(燃え殻) | 不検出 | 26 | 26 | |
飛灰(ばいじん) | 不検出 | 120 | 120 |
2.焼却灰の取扱いについて
測定の結果、環境省が示した埋立できる基準(8,000ベクレル/キログラム)を下回っていることから、焼却灰については、組合の下釜最終処分場に埋め立て処分します。
【注記】
- 主灰とは、焼却した際に、火格子上に堆積した灰のことです
- 飛灰とは、焼却した際に発生する灰のうち、ろ過式集塵装置で集められたばいじんの総称のことです
- ベクレルとは、放射性物質が放射線をだす能力を表す単位です
- 不検出とは、測定できる最低限の値(検出下限値)未満であることを表します