クリーンピア共立では、ごみ焼却処理施設から発生する焼却灰(主灰・飛灰)の放射性物質の濃度を測定いたしました。測定結果は下表のとおりです。
(更新日:2024年6月24日)

1.測定対象及び結果

  • 測定対象
    東根市外二市一町共立衛生処理組合 ごみ焼却処理施設(主灰及び飛灰)
  • 測定機関
    エヌエス環境株式会社
  • 検出器名
    ゲルマニウム半導体検出器〔GC2020(ミリオンテクノロジーズ・キャンベラ社)〕
  • 測定方法
    ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー
    (「廃棄物関係ガイドライン 第五部 放射能濃度等測定ガイドライン(平成25年3月 第二版環境省)」に準拠)

 令和6年度測定結果

(単位:ベクレル/キログラム)

試料採取日 試料名 セシウム134 セシウム137 セシウム合計 基準値
R6.4.26 主灰(燃え殻) 不検出 不検出 不検出 8,000以下
飛灰(ばいじん) 不検出 160 160

 

2.焼却灰の取扱いについて

 測定の結果、環境省が示した埋立できる基準(8,000ベクレル/キログラム)を下回っていることから、焼却灰については、組合の下釜最終処分場に埋め立て処分します。

【注記】

  • 主灰とは、焼却した際に、火格子上に堆積した灰のことです
  • 飛灰とは、焼却した際に発生する灰のうち、ろ過式集塵装置で集められたばいじんの総称のことです
  • ベクレルとは、放射性物質が放射線をだす能力を表す単位です
  • 不検出とは、測定できる最低限の値(検出下限値)未満であることを表します